![]() |
ホーラン酒造(株) 所在地 栃木県大田原市住吉町1−1−28 電話 0287−22−2239 FAX 0287−22−2119 杜氏 藤根 徳夫 主な使用米 山田錦・五百万石・美山錦・日本晴 使用水 箒川伏流水 低温熟成の酒蔵 蔵見学希望者は事前にお電話にて、人数と時間をご連絡ください。 |
| 鳳鸞酒造は栃木県北、那須野与一の里大田原市にある。江戸時代に栄えた近江商社中井家に奉公していた滋賀県出身の創業者脇村宗吉が、清酒造りをこころざし、明治14年(1881年)に現在地で創業した。宗吉が出身地を遠く離れて、この地を選んだのは、那須野が原の気候、水、米が清酒造りに最適であると判断したためである。酒名を「琵琶湖」とし、ふるさとの名を残した。 | ![]() |
![]() |
大正元年に郊外の親園地区に出て、「園の鶴」を出したが、昭和6年に現在地に戻り、今の酒名である「鳳鸞」(ほうらん)をおこした。鳳と鸞はいずれも至徳の瑞応として現れる架空の神鳥である。以来この地で110余年の歴史を誇る酒蔵である。昭和27年5月に法人組織とし、平成5年5月にロゴマーク、ラベルを全面変更した。この時期は清酒の級別が廃止されるときであり、品質本意の酒造りを目指す鳳鸞酒造は、よりよい酒造りのために貯蔵庫を低温で保管できるようにした。 |
| 冬季に出荷する酒をのぞき、全量を一年中6度前後の低温で貯蔵している。この手法は県内で唯一を誇る。低温貯蔵は、酒をまろやかに熟成させる。翌年には、全国新酒鑑評会において金賞を受賞している。蔵の中にはいると大きな木の桶が目にはいる。吟醸酒や純米酒用の米は、この桶で蒸すという。昔から、一麹、二もと、三造り、というが、よい麹を造るには蒸し米の段階から気をつけなければならない、それ以前に精米の段階から気をつけなければならない。 | ![]() |
![]() |
要するに酒造りの行程において順位付けはできない、どの行程でも手抜きはできないという。「よい米を選び、よい酒を造り、その酒を瓶詰めしてお客様の手に渡るまで理想的な状態にしておきたい」この蔵元のこだわりが冷蔵貯蔵庫を生んだ。冷蔵貯蔵庫に足を踏み入れると、薄暗い中に三十数本の巨大なタンクが迫る。この中に、原酒が貯蔵されており、一年を通じ理想的な温度に保たれている。この設備だけでもそれまでと比べ、製品一本あたり十数円のコスト高になったという。 |